こんにちは、いつもご利用ありがとうございます。
今日はちょい乗りがエンジンによくない理由を書きたいと思います。
理由としましては
①オイルが傷む
②エンジン内部が汚れる
などが挙げられます。
①はエンジン内部の気体に含まれる水分が結露してしまいオイルと混ざってしまいます。これはエンジンが暖まると蒸発します。特に冬場に多い現象ですがキンキンに冷えたエンジン本体と暖められる気体との温度差で発生してしまいます(冬に家の窓が結露するのと同じです)
オイルと水分が混ざると乳化してしまいマヨネーズみたいになります。時折オイルのフィラーキャップの裏にマヨネーズのようなものが付いているのはこちらが原因です。
水分が混ざるとオイルの性能が低下してしまいます。
②ですが主にピストンの気密性が低いので燃料も多く噴射するため燃焼室からの吹き抜けが多くブローバイガスが多く出ます。これによりエンジン内の汚れの原因となります。
この汚れがエンジンが暖まり各部が理想的な状態になってから回転を上げて走ってあげると流速も上がり飛んで行ってくれますが、すぐにエンジンを止めてしまうとエンジン内部にこびりついて蓄積して行ってしまいます。
また①にも繋がりますがブローバイも場合によってはオイルに燃料成分が混ざる原因となります。
エンジンオイルの天敵はこれらの燃料や水分です。
以上の事から暖まりきってからしっかりと回転を上げて走ってあげると良いオイルコンディションが保てるのでエンジンの保護に繋がります。
ただオイルメーカー様もこの辺りに関してはある程度想定して作っていますので突然エンジンが壊れたりはしません。
ただこの様な状況下でもオイルに含まれる添加物が大丈夫なようにベースオイルがしっかりとしたオイルを選定したいですね(._.)
あと先ほどの燃料を多く噴射する理由ですが特に各部を早く暖めたいことが理由です。
この辺りに関してはまた書きたいと思います(^^)
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