いつもご利用をありがとうございます。
今日はBMW/MINIディーゼルのEGRシステムのリコールに関連したお話をしたいと思います。
BMW/MINIディーゼルの煤清掃関連やチェックランプ点灯などのご入庫を多く頂いておりますが、その時に必ずお話をさせて頂くのが
・リコールに該当しているか否か。
・該当している場合は実施済みか実施前か。
の2点です。
なぜこれをお聞きするかとお申しますと
・エンジン不調、チェックランプ点灯の原因がEGRのリコールによって解消される可能性がある事。
・インテークシステムの清掃や燃料システムの洗浄を行ってもEGRのコンディションによっては本来のパフォーマンスを発揮できない事。
が上げられます。
と言ってもリコールも順番待ちなので、症状が出ていない場合は“順番待ち”状態となっております。
それとは関係なく気持ちよく乗りたいから。と言う理由で施工をご依頼くださるお客様もおられますが(^^
なので緊急性が無い限り、煤清掃は極力リコール実施後の施工をお勧めしています。
対策後のEGRクーラー。
スペイン産に部品変更になっています。
ではリコール待ちの間に、EGR以外の部分を清掃するとどうなのか。
もちろん調子も良くなります。
でも本来のパフォーマンスと比べるとイマイチ切れが無かったり、ノック音が多く出たり、パワー不足に感じたりします。
当社のD3は、部位ごとに分けて一カ所ずつの作業の効果を確認しつつ、メンテナンスを行っています。
・インテーク マニホールドは新品に
・燃料システム洗浄
・上記の制御に関わるセンサー類
をリフレッシュしてEGRシステムは手つかずのまま乗っていました。
それを先日ようやくリフレッシュ。
エンジンの掛かり具合から、アイドリング中の安定感、ノイズ、排気ガスの香り。。
低・中負荷時の走りがよりしっとりとしました(*’ω’*)
N47DsのEGRクーラー。
バルブは定期メンテナンス、ダメな場合は交換が吉です。
余談ですが先日「EGRバルブを交換したのにまたチェックランプが点灯する。」との事で当社にご入庫されたお車がございました。
ご入庫後お調べさせて頂いたところリコール該当車だったため、EGR関連はディーラー様で無償で交換できたことになります。
さらにチェックランプの原因は別のところにもありました。。
車の修理って、後から追加追加で思わぬ費用がかさんでいくと精神的にも、時間的にも、費用的にも負担に感じられたりすると思います。
この“後から後から”を無くし、見える化すると今後のメンテナンスプランも立てやすいです。
お車に合った適切な処置が効果的でコスト面でも有利です。
気になる方は是非当社のコンディションチェックをご用命くださいませ。
ご閲覧をありがとうございました!