エンジンの燃焼室の洗浄について

先月E系の車に搭載されている6気筒の自然吸気モデルのN52エンジンの圧縮不良のお車がたて続けにご入庫がありました。

原因はエンジンのバルブ破損によるものでした。

 

 

 

このエンジン、オイル消費しているお車が非常に多いです。

オイル消費が多いとエンジンの燃焼室内にかなり多くのオイルの燃えカスが蓄積されます。オイルも燃えやすいオイル燃えにくいオイルと様々なためオイルの種類にもよりますが。。

この燃えカスや点火系の不良、燃料噴射の異常などによる異常燃焼で排気側のバルブが破損してしまっております。

今回はその様々な原因の中でもオイルの燃えカスに着眼して見てみます。

 

 

これだけ燃えカスが堆積している原因ですが今回の場合はピストンリングからの吹き抜け、オイル上がりです。

オイル上がりってオイルの消費量の割に症状があまり見られないのが特徴です。よく見ると吹かしたに若干見えます。

このエンジン破損にも繋がる燃焼室内の汚れをシリンダーヘッドを外さずに洗浄することがあるのですが、ヘッドが外れた状態でどの程度取れるか参考までにやってみたのでご紹介します(^^

 

 

 

一度の付け置きでこれくらい取れます。エアーで拭いて再現性を高めるつもりが夏ボケでさっと拭いてしまいました。。

因みにですが上の写真の左の写真と真ん中の写真ですが洗浄液が減っています。1時間の漬け置きですがこれだけ液がピストンリングを抜けて落ちて行ってしまっております(._.)

ここからもう一度付けた後がこちらです。

 

 

 

さらにもう一度

 

 

汚れはエアーで軽くふいている為再現性は高いです。

ほんとは隅々まで綺麗になると良いですが漬け置きだけではこれが限界です。

これだけ綺麗になるとエンジンのレスポンスや走りもよくなります。

オイル消費の多いエンジンもですが直噴のエンジンもかなり堆積しているケースがあります。

症状としましてはレスポンス/トルクなどパワーの低下、それに伴う燃費の悪化、アイドリング不調など。

今回はシリンダーヘッドが外れている状態でしたが付いている状態でも同じように取れます。

洗浄液が強力なため出来るエンジン、出来ないエンジンがございます。

あとエンジンオイルの交換が必要になります。

気になる方はお気軽にお問い合わせください☆