こんにちは
本日は先日の続きでバルブトロニックの制御に関わるアクチュエーター/センサー類をご紹介したいと思います(^^)
メカニカル的な部分は割愛します。
・バルブトロニックモーター
この様に外から見えるケースと見えないケースがあります
単体です。
インテークバルブの開く量を調整しているモーターです。外すと初期化が要ります。
・エキセントリックシャフトセンサー
インテークバルブの開く量を監視しているセンサーです。途中から(N20、N55、N63)バルブトロニックモーターと一緒になりました。
ヘッドカバーの上に付いています
本体です
・VANOSアクチュエーター
カムシャフト(バルブの開く閉じる)のタイミングを調整しているアクチュエーターです。
・VANOSソレノイド
VANOSアクチュエーターの動きオイルの油圧ラインを変えて動かしているソレノイドです
こんな感じで前についてたり横から刺さっていたりします
本体です
これらの制御のために陰ながら支えているのが下記の部品です。
・スロットル
バルブトロニック故障時や冷間時などの一部で作動しますが基本的にはポンピングロス低減のため全開位置にあります
・DME
バルブトロニックの制御をします。E46のN42エンジンはバルブトロニック用のコンピューターがありました
・バキュームポンプ
走行時はスロットルが全開位置の為インテークマニホールド内が負圧になりません。
そのためバキュームポンプによって負圧を作っています。
この辺りの部品と役割が分かるとボンネットを開けたときに親近感が湧いてくるのではないでしょうか。
次回は先日から度々出てくるポンピングロスについて触れてみたいと思います(^^)