前回のブログでDPFの再生が多くなるとオイルに良くない。と書いてから随分と間が空いてしまいましたがまた懲りずに見て戴けると幸いです(‘_’)
DPFの再生時には煤を焼き切るために燃料の噴射量を増やします。これはポスト噴射と言って本来の噴射の後に追加で噴射しております。
そして異常なほどエンジンオイル量が増えていっている車両が時折あるのですがこれはこの追加分の燃料の過剰分がエンジンオイルと混ざっている為です。
よくトラックが大量の白煙を出して走っているのを見かけたりしませんか?
他のトラブルもあるケースもありますがオイル量が増えすぎて燃焼室で一緒に燃えているんです。
さすがにBMWであそこまでのは見たことありませんが、、
ではなぜどのディーゼル車でも自動再生しているのにオイル量が増える車両と増えない車両があるのでしょうか?
これはDPFの再生サイクルの多さや一回の再生時間に影響します。
結局ポスト噴射が多ければ多いほどオイル量は増える傾向にあります。
でここからが肝心なんですがこのポスト噴射にしても通常の噴射にしても噴射燃料の量や噴霧の状態などがイマイチよくない状態でしたら
再生が長引いたり、終わらなかったり、煤が溜まりやすくなったり、燃費が悪化したり、パワーダウンしたり、エンジン音が大きくなったりと悪いことだらけになります((+_+))
そしてオイルに燃料が混じると一気に痛みます。
オイルに求められる性能は
①潤滑性能
②冷却性能
③洗浄性能
④防錆性能
⑤密封性能
⑥防泡性能
ですが燃料と混じることでこれらの性能が一気に低下します。
ある意味オイルのコンディションを観察しているとほかの部分の状態もある程度判ったりします。
オイル量が異常に多いお車は結構な確率でDPFが詰まり気味です。
ですがここでDPFの洗浄をすればOKではありません。
根本原因をしっかりとみていく必要があります。
そもそもBMWディーゼルのDPFって正常な状態でしたら詰まりません。詰まるからには何か原因があります。
オイルも写真のように認証オイルではないものもありますが認証/未認証でも良し悪しありますので必ず認証オイルでって訳ではないです。モティズさんのディーゼルオイルはDPF保護と言いうよりどちらかというとエンジン保護よりです。レーシングオイルベースなのですごくスムーズです。笑
あと結構このインテークブーツにトラブルがあるN47エンジン多いです。
ブローバイホースの状態も要チェックです(._.)
よく見てみるといろんなヒントがあります。
まずは各部位のコンディションチェックからDPFの状態、噴射ノズルの洗浄から初めて見てはいかがでしょうか(^^♪
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