診断機が無くても

こんばんは!

1月17日…阪神淡路大震災から今日で25年。災害時の対応について書きたいと思ったので、気になる方は最後に読んでいただけると幸いです。

そんな今日は、各種メンテナンスでご入庫のF10 523Iの作業を致しました!

また忘れてはいけないのリセット。たまにお問い合わせがあるのですが、診断機を繋がなくても出来ます。エンジンオイル、ブレーキパッド、ブレーキオイルなどの交換後は必須の作業です。

お馴染みのこのボタン。イグニッションONの状態で長押し、再度ボタンを押して項目を選びます。

今回はフロントブレーキパッドを交換したので、長押ししてリセットを完了させました(^^)/

F系の車はこの方法で各種リセットが可能なのですがE系は少し方法が変わりますので、またそちらも後日改めて書きたいと思います。

話は少し変わりますが、この文を書いている最中におぞましい物を見ました。それがこちらです。

この黒い部分…エンジンオイルの燃えカスです。

破片です。

ケミカル用品などでエンジンの燃焼室内をクリーンに。そのような商品が結構出ていますが、ここまでくると根本的な解決にはならないのが実状です(*_*)

これだけピンポイントに責めてもなかなか取れません。

なので小まめに溜まる前からされると効果的かもしれませんが、症状が出てからでは遅いですね。。

エンジンオイルが謎の消滅を遂げているという方はもしかすると予備軍かもしれません。こちらも後日詳しくupさせて頂きます!

<最後に>

冒頭で書きました阪神淡路大震災ですが…私たちも被災者の一人でした。

とても幼い頃でしたが。

このブログを見てくださっている方の中にも私たちと同様に、当時大人に守られていた立場から大切な人を守る立場になった方は多いのではないでしょうか?

近頃でも大きな地震が起きたり南海トラフ巨大地震が予想されているほどで、備えの必要性を感じますね。大震災が発生した時に運転者がとるべき措置として、警視庁が公開している文書をインプットも兼ねて書かせて頂きます。

運転中に大震災が発生したとき

・急ハンドル、急ブレーキを避けるなど、出来るだけ安全な方法により道路左側に停車させること。

・停止後は、カーラジオ等により地震情報や交通情報を聞き、その情報や周囲の状況に応じて行動すること。

・引き続き運転を再開する時は、道路の損壊、信号機の作動停止、道路上の障害物などに注意すること。

・車を置いて避難する時は、出来るだけ道路外の場所に移動しておくこと。やむを得ず道路上に置いて避難する時は、道路の左側に寄せて駐車し、エンジンを止め、エンジンキーは刺したままとするか座席の上等車内の分かりやすいところに置いておくこととし、窓を閉め、ドアはロックしないこと。駐車する時は、避難する人の通行や災害応急対策の実施の妨げとなるような場所には駐車しないこと。

車を運転中以外の場合に大地震が発生したとき

・津波から避難するためやむを得ない場合を除き、避難のために車を使用しないこと。

・津波から避難するためやむを得ず車を使用する時は、道路の損壊、信号機の作動停止、道路上の障害物などに十分注意しながら運転すること。

これはあくまで最低限の措置になるかと思います。とっさにどうすべきか冷静に判断するのは難しいですが、一つでも心にとどめておきたいものです。

また、地震のみならず豪雨での対応も命に関わるもので、昨年の台風・大雨による死者のうち半数の方が車内で亡くなっていたそうです。避難に有効かとみられている車ですが、周りの水位に気づかず脱出できなくなるリスクがあり、JAFによると乗用車は水深30㎝で30キロで巻き上げる水がエンジンルームに入り停止する可能性があると伝えています。避難の手段のはずの車が動かなくなればやばいですよね…。そして忘れてはいけないそのお車。動かなくなれば浸水した車は外見上では問題なくても、エンジン始動時に感電や発火の恐れがあるので、もしもの時はご自身でエンジンをかけずロードサービスや自動車販売店へのご連絡をしましょう。

ミズノテクニカルサービスではレッカーサービスも行っておりますのでお忘れのないようお願いいたします。

最後まで長文にお付き合いいただきありがとうございました。

では皆さん、良い週末をお過ごしくださいね(^^)

RYOでした!