適切な工具の選択と力加減

こんばんは!

昨日から寒くなりましたね(^^;)皆さま体調の方ははいかがでしょうか?

本日はオイル漏れでご入庫のお車の点検、車検やヘッドライト修理、エンジン組み上げの作業を行っておりました。

毎度おなじみのF10 5シリーズの水滴の放置はユニットの水没だけでなく痕になって残るケースもございますのでお気づきになられた際は早めの対処が好ましいです。

F10 M5エンジン修理ではDCTオイルパン&フィルター交換等も行いました!オイルパンの取付時はボルトの締め付け順とトルクがとても大事で、漏れの原因になります。

 

特にエンジン回りの組付けはトルク管理角度管理が重要のなりますのでトルクレンチ及びトルクアングルレンチの使用が必要不可欠です。

ボルト類は一般的なボルトの伸びた後に伸びた分を戻ろうとする弾性域締め付けと、伸びた後の永久的に伸びる部分での締め付けの塑性域締め付けがありますのが、この塑性域締め付けで締め付けしている部分に関してはボルトの再使用も不可です。

いずれの締め付け方法もトルク管理、角度の管理、ボルトの管理が不十分ですと近い将来、エンジンの破損につながるケースもあります。

 

では今日はこの辺りで。

RYOでした!