BMWは壊れやすい？どんな故障・トラブルが考えられるかを解説

BMWの車は買っても大丈夫？

実は、最近のBMWの車は壊れにくくなっており、質も日本車とほぼ変わらないレベルになっているのです。部品の多くが世界共通のものを使用し始めた、というのも品質上昇の理由の一つになっています。もし中古車を購入するときは年式に注意し、購入後も定期メンテナンスを欠かさず行えば十分に長い期間使用することができます。BMWの車が壊れやすいというのは昔の話ですので、安心して購入・使用することができる、ということを覚えておきましょう。

BMWの車で故障しやすい部分とは？

BMWの車は国産車と比べて繊細なつくりになっているので、定期的なメンテナンスが必要という面で壊れやすい部分というのがあります。時には個人では対処しきれない故障や家事などの二次災害につながってしまう恐れのある故障もあるので、故障しやすい部分をしっかり知っておくことが安全への第一歩となること間違いなしです。それでは故障しやすいといわれているトラブルの種類を紹介していきます。

オイル漏れ

オイル漏れは日本では故障の範囲に入りますが、実は海外では故障とみなされていません。そのため、オイル漏れは個人がメンテナンスで気を付けなければならない箇所となっています。この部分は放っておくと火事になる可能性があるので、しっかり修理しておかなければなりません。樹脂パーツやゴムパッキンが劣化するのが早いのが輸入車の特徴であり、この部分に亀裂が入ってしまうとオイル漏れが生じてしまうわけです。車から異臭がしたときはオイル漏れの可能性があるので確認してください。

足回り

足回りもまた繊細なつくりになっています。足回りのブーツの亀裂やバンブラーの劣化など、たくさんの壊れやすい要素があるため個人の定期メンテナンスをしっかりしましょう。

オートマチックのバルブボディ

オートマチックのバルブボディが壊れていると走行不可能になってしまいます。そうならないために、オートマチックオイルを定期メンテナンスで交換しておくことで長く使うことができるのです。

パワーインドウレギュレーター

輸入車で壊れやすい代表的な部分であり、BMWでも壊れやすい部分です。パワーインドウレギュレーターが壊れてしまうと、窓ガラスが閉まらなくなってしまい危険な状態となってしまいます。この場合、修理費は20万円ほどかかってしまうので日々のメンテナンスがやはり大事です。

BMWが壊れやすいと思われている理由とは？

最近のBMWの車は性能も日本車に匹敵するほど高度になってきているので、壊れやすさで言えば日本車とBMWではあまり変わらないのです。
それではなぜいまだにBMWの車は壊れやすいといわれているのでしょうか？その理由には車の故障に対する考え方の違い、故障を知らせるランプが点灯すること、年式の古いBMWの車を使用している、などが挙げられます。

日本と海外で故障に対する考えが違う

BMWの部品の多くは繊細で緻密なつくりになっていて気軽に交換できるようなものは少なくなっています。また、海外では故障と考えられていないことも日本では故障と神経質にとらえられているので、ちょっとした故障で壊れやすいというレッテルを張られやすいというのも「BMWは壊れやすい」と思われてしまう理由の一つです。

異常を知らせるランプが点灯する

BMWの車は少しでも異常を発見すると、ランプが点灯するようになっています。その点も故障が多いように感じてしまうのかもしれません。このランプは異常を示した部品を交換・修理することを早めに使用者に知らせてくれるとても便利で重要な機能なのです。
しかし、日本車にはこの機能は搭載されていません。日本では1台の車を故障することなく長く乗ることが重視されており、使用中の定期メンテナンスや修理交換を海外の車より重視していません。これもまたBMWが故障しやすいと感じてしまう原因なのです。逆に海外では修理や定期メンテナンスを通して各自で車を治し、1台の車をより長く使ってもらうというのが重視されています。

年式の古い車を使用している

BMWの車に関して壊れやすいといわれている年式は、新車登録から約8年経った車と言われています。これを防ぐには保証継承が可能な中古車を購入することです。具体的には、3年～4年程度の車なら壊れにくくなっています。

まとめ