過去のモデルの車両メンテナンスから得れるものは。

いつもご利用をありがとうございます。

先日E21、E36、E46のメンテナンス、修理をしていました。

昨今の車はデジタル化が進み、メンテナンスもある意味楽に?なりましたが、少し前のモデルの車両のメンテナンス修理をしていると、色んな事に気づかされます。

E21 320iは燃料計が常に満タン表示なのにエンプティマークが点灯してました。燃料ゲージユニットが壊れていた。と言うより半分になっていたので交換。

メーター本体も多少ぼけていましたが、配線もショートしていました。

配線図は何処を探しても無かったのですがE24とほとんど同じでした。

最近ではメーターをバラすことは無くなったのでいい勉強になりました。

外してビックリ、半分になってました。

ここまでばらせるようになっているのは、ほんと良い時代です。

メータ球も交換。

E36M3は燃料漏れにて。

カプラーが溶けていました。火災にならなくてほんとに良かったです。

接触抵抗は侮れません。ピン圧測定の重要性を再認識。

しかし一部部品は納期未定と言う。。

 

 

E46は水廻りののメンテナンスを。

装着前にサーモスタットの新旧開き具合をチェック。

問題は出ないかもしれませんが、斜めに開くので真っすぐ開くものを再度取り寄せて装着しました。

今ではサーモスタットはケースに覆われて、開き具合も電気的にコントロールされていますからこうやってみることが出来ないです。エラーは出てくれますが。

ウォーターポンプ、サーモスタット、水温センサーの交換。

右が新品。開くのは開くので問題無いのでしょうが、耐久性に影響する可能性もあるので。

 

 

この様な年代の車両が現代の基礎となっているので、今の技術だけに頼るのではなく、

この感覚的な部分や経験値もどんどん養っていきたいものです。

まだまだ暑い日が続きますので、水分、塩分補給をして気を付けて下さいませ!

今日もよろしくお願いします(^^♪