E90 LCI N43エンジンのチェックランプ修理を致しました。
E90は22年の途中から直噴エンジンに代わっています(^^)
このエンジンN20エンジンが出る前身モデルでディーラ時代も変わったトラブルが出るイメージがあったのですが、おかげさまでその辺りも克服して参りました。
今回はよくあるあるのNOXセンサーの故障です。
このセンサー、高額故に交換をためらっている方、ネットに出ているOEM品でチャレンジしようと試みている方おられるのではないでしょうか?
ですが僕は絶対に純正をお勧めします。
このセンサーで空燃比が変わります。燃料の噴射量が変わります。
リーンバーンエンジンと言う希薄燃焼エンジンですから本来の理論空燃比より少ない燃料噴射を行っております。
しかしこのセンサーが壊れてチェックランプが点灯したときは通常より濃い状態にセットされます(*_*)エンジン保護の為に薄くすることはありません。
よって走行性能低下に伴う燃費悪化、また酷い場合は燃焼室内にカーボンが貯まり、EGRが付いている関係もあり吸気にすごい量の煤が貯まっているケースも。
あとOEM品が一番怖いです(*_*)エラーは点かないけど薄い方向にセットされてそのまま乗っておくと。。
燃料が薄い状態はエンジン破損に繋がる為怖いですね。ノックセンサーなども付いているのですぐにどうこうはなりませんが、センサー類は純正が一番です。
特に燃料噴射量、燃料噴射タイミングに関わるセンサー類は要注意です。
このセンサーと別で吸気/燃焼室の洗浄、インジェクターなどの洗浄も併せて行うとすごく気持ちのいいエンジンになりますよ☆