G20 320D 新車1年落ちのお車のメンテナンス

現在現行モデルでもあるG20 320dのメンテナンスを致しました(^^♪

先代モデル搭載のN47エンジンに比べて静粛性が向上したB47エンジン。

 

 

静かになっている要因は圧縮比かなと思っていたのですがその辺りは一緒なんです。

燃料システムの違いなのか、N47も修理してきましたが、吸気の状態や噴射ノズルの状態によってもエンジン音が全然変わってくるのでコモンレールシステムの進化によるものでしょう。

こちらのお車は約9000㌔走行されたお車ですが、早いかなと思いつつも点検も兼ねて燃料ラインの洗浄を行いました。

 

 

テスター上では特に異常は見当たらないお車でしたが、1本10万円以上する噴射ノズルが4本ついていますので長い目で見て施工していると安心です。前に別の車両で壊れてしまいました。。

施工後はエンジンオイル/オイルエレメントも交換致しました。

使用オイルはLIQUIMOLY 4200 5w-30と新車状態から入れておくとエンジンの耐久性が飛躍的に向上するモータープロテクトを注入

 

 

アルミのオイルパン/プラスチックのフィルターハウジングなど、生涯何度も外して/付けてを繰り返す箇所は微妙なトルクオーバーなどで少しづつ傷んできますのでトルク管理は必須です。

アルミネタですがG20は下廻りを見ればすごくコストがかかっているのが分かります。

 

 

 

 

 

 

4輪のナックル、デフ、トランスファ、補強プレートまで全てアルミです( ゚Д゚)

ここまで素材に拘っている車も珍しいです。

と少し脱線してしまいましたが、メーカー保証/延長保証が切れる5年目以降のお車のご入庫が多いのですが、オイル管理不足によるトラブルを抱えている車両が時折見受けられます。

距離や期間だけでなく、ユーザー様の乗り方に応じたメンテナンスが必要です。

人間も同じですが若い頃に無理をしすぎると年を取ってから反動が来る。。とよく言われます(おばあちゃんに)が車も同じです。

過剰までは要りませんが若いうちから適正なメンテナンスをお勧めします☆