BMW F31 320Dツーリングの時々エンジン掛からない修理を致しました。
症状としましては
・イグニッションONにはなる/クランクングもしない
・症状発生時は複数の警告灯が点灯する
・症状発生時は右リアシートに乗ると直る
大きく見てこの3点ですが
この複数の警告灯の時点でおおよその原因は絞れましたので、念のため診断機にて内容を確認すると配線ショートの形跡がありました。
以前のブログでも少し触れましたがエンジン始動の前に人が乗ったときに起動の準備をするユニットが複数あるのですが、そのユニットと今回症状発生時に点灯するユニットが合致していました。
そこにお客様から事前にお聞きしていた右リアシートに座ると直る。との情報でポイントを一か所に絞ってみました。
燃料ポンプのコントロールユニットですが、この部分です。
こちらとクッションの骨組みが接触しておりました。
以前にばらした形跡がありましたのでその際に配線の当たり具合が変わってしまったのかもしれません。
しっかりと処置をして完成いたしました(^^)
この系統のトラブルは時々あります。配線は車中に張り巡らされておりますのでお客様の些細な情報が原因解決に向けてものすごい近道となります。ご依頼の際は関係なさそうな事でもお伝え頂けますと大変助かります。
この度はご依頼ありがとうございました☆