BMW ディーゼルエンジン チェックランプ修理 N47 523d 320d

BMW F10 523dチェックランプ点灯修理を致しました。

 

 

 

 

主な症状は

・エンジンチェックランプの点灯

・エンジン音が大きい

・エンジン振動が大きい

です。

チェックランプの内容は

O2センサー

吸入空気量の異常

その他諸々入っておりますが、

内容から推測すると原因が2箇所ありそうです。

O2センサーは擦れによる配線トラブルで断線/ショートしておりました。

 

吸入空気量の異常ですが

ディーゼルエンジンですが通常の空気の流れる部分に加えてEGRシステムと言われる排気ガスを再循環させる機構が付いています。※ガソリンエンジンにもついてるエンジンはあります。

この2つの通路を気体(空気)をバランスよくミックスさせてシリンダー内に入れますので、この両方の通路が正常に機能する必要があります。

特にEGRシステムは、各バルブ、クーラー、センサー類で構成されておりますので通路の点検以外にも各バルブの作動、センサーの点検も必要不可欠です。

 

 

 

EGRシステムではない側の通路に関しては吸入空気の流れを変えるスワールバルブやターボチャージャー、各バルブ、センサーなどのシステムもありますので点検箇所はどうしても多くなります(*_*;

 

 

 

この辺りの点検と併せて各部を綺麗に清掃致します。

よく点滴のようなものでインテーク廻りを綺麗にするケミカルや添加剤などありますが、正直お勧めできません。

しっかりと部品を外して点検と清掃を行うことが大事です(^^)

ここまで行ってようやく診断の土俵に立てる気がしています。

今回はEGRクーラー内部の詰まりとEGRバルブの作動が悪くなっておりましたのでこちらで完治致しました。

エンジン音、振動も小さくなり劇的に良くなりました☆

この523d 320dに乗っているN47エンジン、のトラブルが少しづつ目立ってきているような気がします。

中には修理にあまり費用の掛からないものもありますので、もし異常を感じられましたらご連絡頂ければと思います。