F31 320dツーリング オイル漏れ修理と煤清掃

F31 320dツーリングにお乗りのお客様よりオイル漏れ修理と併せてインテークシステムの煤清掃をご依頼いただきました。

また併せてベルト関連のリフレッシュもご依頼いただきました。

オイル漏れ修理と煤清掃は併せて行うと工賃コストが圧縮出来て良いです(^^♪

分けて行うと工賃もお時間も余分にかかってしまいますので、長い目で見ますとセット作業がお勧めです☆

走行距離は約165000キロ。

オイル漏れはヘッドカバーより。マフラーに掛かると焦げ臭い臭いがします。

余談ですが、この後ろ側にある配線がブラケットから外れてマフラーに当たって焼けちゃってるお車がありますので、要チェックです☆

ヘッドカバーは先を見越してカバーASSYにて交換。ブローバイの多さが気になる際も要チェックです。

ヘッドカバーを外した際は、タイミングチェーンの状態もチェック。

チェーンテンショナーは対策前部品ですので交換必須です。

インテークマニホールドを外した際にしかできない、オイルフィルターハウジングのオイル漏れも修理。

部品点数が多いですが、もちろんどれも意味があって装備されています☆

最近はこの辺りのプラスチックパーツの経年劣化(割れ)が目立ちます。ASSY交換が吉です。

続いて煤清掃を。

インテークポートはこんもり溜まっています。

計8か所綺麗にしていきます☆

インテークマニホールド内部。いつもこれを見ると、“パイレーツオブ〇リビアン呪われた海賊たち”を連想するのは僕だけでしょうか。

EGR側も同じく。

距離を考えると綺麗な方ですね!

クルミを使って綺麗にしていきます(^^♪

対処物を傷めることなく綺麗に☆

新車の輝きです。

ここが綺麗だと、吹け上がりから高回転域、エンジンノイズまで改善致します。

計8か所綺麗に致しました(*’ω’*)

外した部品は超音波で綺麗に。呪いが解けました!

こちらも綺麗に。

ここはEGRとの合流部ですので凄く汚れます。

このタイミングで水回りのパイプも。これはほんとに割れる前の交換が吉です。

排圧センサーの動きが非常に悪かったので交換。エンジン出力に大きく影響します。

最後にベルト廻りのリフレッシュを。

バイブレーションダンパーの交換。分離してしまうとウォーターポンプが不動になり、オルタネーターの発電も無くなるので走行不能に。

ベルトテンショナーも交換。

ベルトも。

 

 

走行距離の割に非常にコンディションのいいお車でした。

EGR関連も綺麗でしたので、今回は施工は致しませんでした。

最近はリコール関係でEGRまで処置をするかどうかでお悩みの方もいらっしゃると思います。

この辺りは事前の点検にてどのような流れがベストかご提案をさせて頂ければと思います☆

この度はご依頼をありがとうございました!


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