F20 116i 冷間時エンジン振動が大きい 故障修理

F20 116i にお乗りのお客様より、冷間時のエンジン振動が気になるとの事で修理をご依頼いただきました。

チェックランプの点灯も無し、すぐに症状は収まり、走行も特に異常はないです。

お車も大変綺麗に乗られており、大事にされていることが伺えます。

そんな大事に乗られているお車に、気になる症状があると嫌ですよね。。

今回は上記症状に加えて、お車全体のチェック(コンディションチェック)もご用命頂きました。

早速拝見させて頂きます。

症状は完全冷機時の約1分ほどの症状です。コツコツと失火しているような症状に加えて、全体的にアンバランスな感じがします。

故障メモリーは決定打に当たるようなものはなし。

ステータスで確認すると4番シリンダーが特に酷そうです。

N13エンジン。少し繊細な一面を持ち合わせているこのエンジン。繊細なだけで壊れやすい。と言うわけでは無いです。

走行距離は約62000キロ。

 

 

症状の雰囲気が第三世代バルブトロニック特有の感じが致しましたので、その辺りも含めてチェックさせて頂きました。

直接的な原因では無いですがインテークブーツの破れあり。

インテークポートの汚れ。

インジェクターのチェック。

結果的に、インテークポートの汚れと、再学習の為DMEのプログラミングを実施し症状は改善致しました。

その他、車両のコンディション維持のためのメンテナンスとして

・プラグの交換

・インテークブーツの交換

・バッテリーの交換

・ブレーキフルードの交換

をご依頼いただきました。

インテークポートはウォールナッツブラスターで清掃。

これだけでエンジンの雰囲気が変わります☆

全気筒行いました。

プラグの交換。

インテークブーツの交換。N13エンジンはホースバンドのところが良く割れます。

バッテリーはドイツ生産のVARTAバッテリーを充電後にお取付け。純正バッテリーは11年頑張ってくれてました!

 

 

 

 

全ての作業が終わり、シルキーシックスでは無いですが、シルキーフォーなエンジンとなりました(^^♪

今では貴重なFRコンパクトハッチモデルですので、これからも末長く乗って下さいませ☆

この度はご依頼をありがとうございました!

 

 

 

 


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