R60 ミニクロスオーバーSD チェックランプ点灯 故障修理

R60 ミニクロスオーバー チェックランプが点灯したとの事で修理をご依頼いただきました。

R60ミニクロスオーバーのディーゼルモデルはご入庫が多いです(..)

オイル消費が酷いお車が多く見受けられますが、今回の車両はオイル消費については問題なし。

各部システムチェックを実施したところ、チェックランプの原因はEGRシステムの詰まりによるものでした。

併せて周辺の装置及び、関連する装置のリフレッシュもご依頼を頂きました。

EGRクーラーの詰まり。

周辺小物部品も詰まり有りです。

インテークマニホールド内部も。

スワールフラップの状態は良好です。

インテークポートは固形物の蓄積がございます。

計8か所、これから綺麗にしていきます。

専用機材で綺麗にしていきます(^^♪

EGRクーラー内部は時間を掛けて綺麗に。

周辺パーツも超音波洗浄していきます。

インテークパイプ内部も。

ガタつきも無く良好です。

インテークポートも綺麗になりました(^^

ここの空気の流れはエンジンパフォーマンスに大きく影響します。

周辺センサー類も正常に機能するようにリフレッシュ。特に肝になっているセンサーが複数ございます。

EGRバルブも引っ掛かりがあり交換。

エアダクトも破損があり交換致します。

こういう些細な破れがエンジントラブルに発展することも。

水漏れ予防修理も併せて実施。

燃料フィルターは5、6万キロごとの交換が理想的です。

燃料システムの洗浄を実施。インテークシステムを洗浄した時と、しないときとでは燃料噴射制御に差があります。もちろん前者の方が、燃料システムのパフォーマンスも向上します(*’ω’*)

最後にエンジンオイルの交換を実施。LIQUIMOLY toptec4200にて。

 

全て組付け後は、試運転及び再学習を実施。

当社がBMWディーゼルのメンテナンスを始めたころから申し上げている通り、とにかく燃料噴射が肝です。

なのでこの肝の部分をしっかりと車に合わせていきます。

これを中途半端に終わらすのと、きっちり行うのとでは走りが変わってきますし、せっかくお掃除した部分もまた近い将来溜まってしまいます。

近年ではこれをしなくても良いようにシステムがどんどん賢くなっていますが、複雑になればなるほど弊害も出てしまうのが実情です。

これはどの世界も共通ですね(..)

車ってある程度、単純で、手間をかけて、変化してくれる方が楽しいなーなんて思っていますが皆様は如何でしょうか。

この度はご依頼をありがとうございました!


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