F30 320dにお乗りのお客様より、走行中に沢山警告灯が点灯しているとの事で修理をご依頼いただきました。
一時期流行ったトラブルですが、最近また増えてきている印象です。
走行は問題なく可能ですが、
・ABS警告灯
・ドライバーアシスタント警告
・エンジンチェックランプ(点灯しない時もあり)
・パンク警告
・スリップ警告関連
・ブレーキ関連
などが点灯します。
メータパネルの警告。
モニターにも。
ここまで一気に点灯しますと焦りますよね。。
要約するとアシスト機能が全く効かなくなっている。と言うことになります。
入れ替えテストによってセンサーの不具合と断定。交換後良好です。
E系のお車ですとDSCユニットやセンサー受光部(ハブベアリング、ドライブシャフト)などのトラブルも割と見受けられましたが、F系のお車ですとセンサーのトラブルが多いですね(..)
このトラブル、厄介なのが次々と壊れるケースがあるという事でしょうか。
なので初めから4本同時交換をされるケースも。
とネガティブな印象を与えてしまいそうですが、このセンサー1つでこれだけの警告灯が点灯するという事は
それだけ車輪の回転数を検知して各部の制御を細かく行っている。という事になります。
車輪回転数、ステアリングの舵角、ブレーキの踏み具合、アクセルの踏み具合など
走行中に常時変化する車の状況を検知しながら、安全で確実に駆け抜けれるようなコントロールをしてくれてます。
それなのにその“コントロールしている感”はドライバーには伝わらないように
しれっとサポートしてくれている。
これが駆け抜ける歓びとなっているんですね( *´艸`)
しれっとサポートしてくれている部分はこれだけじゃないです。
普段触れているステアリング、ドアロック、ミラー、オーディオ関係など多岐に渡ります。
一度BMWに乗ると、当たり前のようで、実は当り前じゃない機能が手放せない存在になっていたりする気がします。
出来る奥様ほど、影で支えてくれていると聞きます。
そのような存在でしょうか。
やー、素敵ですね。
この度もご依頼をありがとうございました!
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