E36M3C ステアリング周りのリフレッシュ

先日VANOSユニット及びバルブクリアランス調整を実施させて頂いたM3Cですが、ステアリング周りのリフレッシュを施工いたしましたのでご紹介をさせて頂きます(^^♪

M3問わずE36にお乗りの方は悩んで?おられる方も多いのではないでしょうか。

ステアリングの遊びやキーキー音。

E90以降のモデルと違って、この年代のお車はシャフトで逃げを作っていますので、そのゴムマウントも傷んでくると

ステアリング応答性はもちろんの事、ステアリングに伝わる路面情報までもが低下してしまいます。

BMWの真骨頂でもある“drivinng pleasure”を体現するには是非抑えておきたいポイントです。

室内側はこの奥です。

エンジンルーム側もリフレッシュします。

交換するベアリング、スリーブ、ジョイント。

取り外したベアリング、スリーブ類。

このタイミングでクネクネになっていたウィンカーレバーも交換。

あとは逆の手順で組付けていきます。コツが要るのと作業は慎重に。

お返ししてから「ステアリングフィールが劇的に良くなった」とご報告を頂きました(^^♪

近年のお車は上記写真の中にありましたゴム部品との構成物であるジョイントが無くなりました。

ジョイント。

 

 

 

 

これが無くなった代わりに、ステアリングホイール本体が緩和する構造になっています。独断ですがおそらく間違いないです。

意外な話ですがMスポーツとラグジュアリー(ハイライン系)のステアリングインフォメーションの面では

Mスポーツのステアリングの方が鈍く作っている物が(モデル、年式によりますが、、)多い気がします。

これはあえてGT(グランドツーリングより)に設定しているんではないかと推測されます。

つまり長距離移動向けという事です。

あまりに運転がシビアになる車で長距離を走行するより、ちょっと鈍感な方が疲れない。と言う事かなと思います。

BMWとポルシェの車の設計思想がそれに近いようですね(*’ω’*)

運転が楽しい、1発のタイムが出やすいor24時間走ってもミスなく安定したタイムを出せる

みたいな違いでしょうか。

 


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