E90 320i トランスミッション警告灯点灯 故障修理

E90 320iにお乗りのお客様よりシフトショックが大きく、トランスミッション警告灯が点灯するとの事で修理をご依頼いただきました。

名古屋よりレッカーにてご入庫。

早速症状の確認

・アイドリングで停車時に空ぶかし→メーターのシフトポジションが不定期に点滅

・上記の時にシフトロックのロック/アンロックが作動

・DもしくはPにて止まっていると不定期に大きなシフトショックがある

・走行中も負荷時はシフトショックが発生

と言うような状況です。

この症状N46エンジン搭載モデルで時々ございます。

診断結果は4番イグニッションコイルのリークでした。

一見するとトランスミッションの故障のようですが、まずはイグニッションコイルをチェックしてくださいませ☆

N46エンジン。

OEM品のイグニッションコイルが装着されていました。

 

 

イグニッションコイル/プラグですが必ず純正をご使用ください。

中には問題なく使える社外部品もありますが、純正が間違いないです。

またプラグ/イグニッションコイルに限らず部品は必ず「どこから流通してきたものか」を確認しておくことが必要不可欠です。

どうもスーパーコピー品が出回っているようで、箱も中身も純正そっくり。

異常が出てメーカーに送ると

「これ偽物だよ」って言われるみたいです。

出元が分からない部品を取り付けして

故障、しかも二次被害で他の部品まで壊れてしまったり、最悪事故に繋がったとして

「持ち込み部品だったので知りません」

と言うわけにはいかないものです。

せっかく楽しく乗っていただきたいのに、こんなことでBMWが本来の走りが出来ないとなると本末転倒ですので

ご理解頂けますと幸甚に存じます(..)

話が逸れてしまいましたが、冷間始動時の異音修理もご依頼頂きました。

オルタネーターのワンウェイプーリーの故障です。

僕が勤めていた時は単体供給が無かった気がしますが、今は単体供給がございます(^^♪

テンショナー、デフレクションプーリーも交換。

ベルトも一新です。

オルタネーターですが、機能に問題なければワンウェイプーリーだけの交換もアリですが

10万キロ未交換のケースはオルタネーターごとの交換が吉です。

故障の兆候はエンジン始動時だけ発電していないよーって警告が出るケースもあれば

突然ダメになるケースもあります。

特にこの夏の終わりに果ててしまうことも多いので、違和感などございましたら要チェックです☆

この度はご依頼をありがとうございました!


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