Ｆ１５ Ｘ５ ３５ｄ にお乗りのお客様より車検をご依頼いただきました。
普段よりメンテナンスでご利用を頂いており、大きなトラブルは見受けられないものの
今後を考えますと処置しておきたい箇所がございます。
一通り点検を実施し、ご相談の結果
・エンジンのオイル漏れ修理
・エアエレメント交換
・インジェクター洗浄
・燃料フィルター交換
・バッテリー交換
・運転席ドアモールの交換
・ブレーキオイルの交換
をご用命頂きました。
エンジンはN57ディーゼルエンジン。
これ以上漏れてきますと、マフラーに付着し焦げ臭いに匂いが出てきます。
早速作業を進めてまいります。
基本的には４気筒モデルのN47エンジンと同じ要領です。
組付け時はインジェクターノズルの清掃を実施。
稀に清掃不足でここから微妙に圧縮漏れしているケースがございます(..)
燃料ラインは特に慎重に。
エアエレメントの交換
燃料システムの洗浄はLIQUIMOLY JetcleantronicⅡにて。
ディーゼルは煤の蓄積が必ず起こるエンジンですが、その要因の上流に当たるのが燃料システムです。いくら清掃しても、ここがクリーンじゃないと悪循環になって煤が溜まってしまいます。
添加剤を使ってさらに洗浄効果を高めます。
燃料フィルターの交換。
燃料フィルターに関しては、本体にも交換記録を記載しています。大事な部品ですから、他社様にご入庫した時にも分かるようにすることも大事だと思っています。
バッテリーも交換。充電後取り付け、交換記録の入力。
ドアモールの交換。乗り降り時にダメージを受けてしまいます。
静粛性が高いのはこういう細かな部品の恩恵だったりもします。
最後にブレーキフルードを交換し作業は完了となりました。
ディーゼル車はガソリン車に比べてオイル漏れも起きにくいですが、早いお車は10万キロ前後を境に漏れてきますね。。
車って走行距離が目安になっていますが、エンジンンの作動時間も記録できるといいのになー。とかなり昔から思っていたりします。
高速道路で走った１００キロと
渋滞に巻き込まれながら走った１００キロって全然エンジンの稼働時間が違いますから(..)
この辺りを意識しますとエンジンオイルの交換サイクルにも差が出てきますので。
距離はあくまで目安にすぎません( *´艸｀)
この度もご依頼をありがとうございました！
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