E82 135i エンジンチェックランプ警告灯点灯

E82 135iのエンジンチェックランプ点灯修理をご依頼頂きました。

症状としましては

・エンジンチェックランプが点灯

・アクセルレスポンスが異常に遅い

・エンジン自体の調子はいい

と言うような症状です。

走行は119000キロ。

何度かエンジンを消しなおすと復帰するみたいです。

 

 

診断機にて診断を進めて行くとアクセルペダルの不具合でした。

あまり走っている台数は無いですが135や335などマニュアルタイプのアクセルってなんだか壊れやすいですね。それとも気合を入れて踏み過ぎているか。。

と言うのは冗談ですが、ドイツオーダーでして3週間待ってようやく来ました(^^)

左が古いタイプのアクセルペダルですが右上がポッコリなっているアクセルペダルは早めに交換していった方が良いかもしれません。そこまで高額ではないので。

 

 

 

 

昔からですがどの車もアクセルペダルは内部センサーが2系統あります。

内部のどちらのセンサーが故障しても走れるように。と言うよりどちらかと言うとエンジンの暴走防止です。

また別件ですが社外品のエアクリーナが装着されていたのですが純正に戻しました。

見た目や吸気音を楽しめます。エンジンルームの熱を吸い込む構造なので、長く乗ると言う観点からは疑問が残ります。

エアクリーナーボックスとインテークパイプを交換。

純正エアクリボックスの内部容積はメーカーが様々なシチュエーションでテストして実装しておりますから、長くトラブルを軽減するなら純正が一番です。

夏より冬の方がサーキットではタイムが縮む。と言うのは有名な話ですが

その理由の一つがエンジン出力が冬の方が出るんです。

エンジン内部には同じ量の空気が入るのですが、肝心なのはその空気の「質」です。

同じ量でも寒い時の方が密度が濃いです。

と言うことはエンジンルーム内にある暑い空気を吸わせるというのはとても酷な事です。

エンジンがベストだと思っているタイミングで点火が行われないのでコンピューターはそれを補正をしますが確実に出力も低下します。

この他ホイールの傷のリペア等もご依頼頂きましたが、写真を撮り忘れておりました。

この度はご依頼ありがとうございました。


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