F30 320dにお乗りのお客様より燃料系メンテナンス/オイル交換/タイヤホイールセット交換をご依頼頂きました。いつも御利用ありがとうございます。
以前のご入庫時にご紹介させて頂いた燃料系のメンテナンスの施工になります。
当社ではディーゼル車の燃料系のメンテナンスに関しては特に重要視しており、Jetclean TronicⅡを導入したきっかけでもあります。
エンジンはB47ディーゼル。ノイズ低減に貢献する為、燃料システムがかなり繊細なのが特徴です。
お馴染みのJetclean TronicⅡにて燃料システムを内部洗浄していきまうす。
B系ディーゼルのインジェクターは繊細なため洗浄はNエンジンとは違う手法で施工します。
僕が20歳で新人メカニックだったころはDPFにトラブルがあることはしょうがないことだと思っていました。
でも違うんです。
燃料の噴射のクォリティによってDPFの持ちが全然変わってきます。
これを蔑ろにするためにDPFが詰まります。全ての原因がそうではないですが(*_*;
本来はDPFの予防目的で導入しましたが、走りも改善するのでガソリン車にお乗りの方にも好評でございます。
合わせて燃料フィルターも交換します。今回から純正品番が変わっています。でも中身のフィルターは同じです。
燃料フィルター直前のヒーターカプラーの根元を保護するキャップが付属されるようになりました。
見えにくいですがこんな感じです。なにかトラブルがあったんでしょうね(*_*;
オイルはお馴染みのtoptec4200 5w-30にて。ディーゼル車のエンジン本体トラブルの多くはオイルの劣化(燃料の混入)です。
モータープロテクトにてエンジン内部を強力に保護します。
滑らかなフィーリングをご体感くださいませ(^^)
N47エンジンで密かに多発している?エンジンブローですが先ほどもお伝えした「オイルの劣化(燃料の混入)」です。
これは冒頭のインジェクターのコンディションにも言えることで簡単に申し上げますと
インジェクターの噴射の質が悪いとDPF再生時の不用意な燃料噴射も増える+通常の噴射時も余計な燃料が混入すると言った事が起きます。
エンジンオイルにとってこの「燃料」と言うのは天敵で
・なるべく不要な燃料を噴射させないこと
・燃料に強いオイル
であることが必要不可欠です。
もちろん交換サイクルも大切です。
別にオイルが良くなくてもすぐに壊れるわけではありませんが蓄積したダメージは確実にエンジンの寿命を縮めます。
少し大げさに書いてしまいましたが、過去に過走行のトラックなどの商用車のメンテナンスをしていた経験から熱くなってしまいました。
この度もご依頼ありがとうございました!
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