F10 523iの冷間始動時白煙トラブルとオイル漏れ修理をご用命頂きました。ありがとうございます。
N20エンジンの冷間始動時のマフラーから白煙が出るトラブルはまだまだ全国的に発生しているみたいですね。
ターボチャージャー交換をされる方もおられるみたいですがコストを抑えるのであればフィードラインを対策品に交換すると症状は収まります。
またご入庫時にオイル漏れとサーモスタットの故障が見受けられましたのでこちらも合わせて作業をご依頼頂きました。
N20エンジン。タフでよく出来たエンジンです。
ターボチャージャーエキゾーストの羽根にオイル痕。これが始動時白煙の原因です。
写真中央のオイルラインを交換します。一見交換しやすそうではありますがぼちぼち大変です。
全国からお問合せ頂くのでセットにしてECサイトに掲載しています。こちらとオイルとクーラントで直ります。
チェックバルブ付きです。オイルメンテは怠らないようにお願いします。
新旧フィードライン。
続いてヘッドカバーのオイル漏れ。一見漏れは酷くなさそうですが時々焦げ臭い臭いが出るそうです。
ターボチャージャー付近にも漏れています。
交換を進めて行きます。
ヘッドカバーは時々割れていますので兆候がないか入念に点検。
オイルフィルターハウジングは漏れ始めと言った感じです。こちらは圧力の関係で漏れ始めると早いので要チェックです。
N52エンジンから定番の作業です。
最後にサーモスタットも。ターボチャージャー脱着でクーラントが抜けるので一石二鳥です。
新旧サーモスタット。
N20エンジンのサーモスタットはエラーが入っても体感できるものから出来ないものまで様々です。
エンジン制御にも深く関係している部品ですから縁の下の力持ちでもあったりします。
この辺りは過去ブログ等見て頂けますと詳しく分かると思います(^^)
この度はご依頼ありがとうございました!
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