F46 218Dグランツアラーにお乗りのお客様より車検とチェックランプ点灯修理をご依頼頂きました。ありがとうございます。
チェックランプ点灯と同時にエンジンが吹けないと言った事があるようです。
また「車両動き出し注意」の警告灯も点灯するみたいですのでこの辺りも修理していきます。
走行距離83600キロ、じっくり見ていきます。
ピローん。とドキッとします。この警告灯。
エンジンはB47エンジン。
テスター自身でEGRバルブの動きが悪いのは分かったのですが、念のため単体チェックも行います。横置きディーゼルはEGRバルブへのアクセスが少々大変です(*_*;
単体点検の結果、やはりEGRバルブの動きが良くないので要交換となりました。B系エンジンはEGRバルブの寿命がN系の半分くらいな気がしてます。
せっかくですのでインテーク、EGRシステムの内部洗浄も行う形となりました。
EGRクーラー内部。
インテークポート
まだまだ綺麗な方ですが10万キロ前後でやっておくと長い目で見て安心ですし気持ちよく乗れます☆←ここが重要だと思っています。
綺麗になりました(^^)この部分のお掃除は走りに効きます。エンジンも静かになります。
EGRクーラーも内部洗浄を行いました。
割れやすいバキュームボックスも交換。リンケージの部分が劣化して割れやすいのです(/_;)
インテークマニホールドも新品のようになりました!
組付けが終われば燃料システムの洗浄です。こちらも効果ありますが、B系エンジンはインジェクターが賢すぎますので注意が必要です。むやみに施工するとエンジン不調になります。
燃料フィルターも交換。ディーゼルは6万キロ目安に交換してくださいませ。
施工後はオイル交換。
toptec4200+モータープロテクト。
そろりと注いでいきます。
モータープロテクトの効能は単体で入れても実感できますので気になる方はこちらだけでも入れてみてください(^^)
CIDにはこの様表示が。
メーターにも警告灯が点灯。
こちらはシフトゲート内のスプリング交換で直ります。
ほんと焼きでも入れておきたい部品です。
新旧。シフトゲートASSYだと高いですよね(/_;)
エアコンフィルターも交換。
よくカビが生えています(*_*)
噴射装置、DPFの添加剤も入れさせて頂きました。
最後にテクニカル洗車を実施。
機関も綺麗になり、ボディも綺麗になりました!!
今回はF45/F46系では多い故障が重なってしまいました。
エンジンマウントや足回りからの異音が出ていなかったのが幸いです。
よくディーゼル車のインテークポート/EGRシステムの内部洗浄をさせて頂いておりますが、B系エンジンは特に汚れにくくはなっていますので
思っているよりもトラブルなく走ってくれます。
ですがやはりせっかく乗るのであればBMW本来の走りを体感しながら乗って頂きたく思い施工させて頂いております。
それはメーカー自身も乗るのが楽しくなるようなお車を世に出してくれているので、その思想を尊重できるような立場でありたいと思っています(^^)
この度はご依頼ありがとうございました!
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