F15 X5 35d アドブルー補充警告灯点灯の修理をが依頼頂きました。いつもありがとうございます。
アドブルーが入っているのにこの警告灯。しかも航続距離がどんどん減っていきます。
全国的にみてもこのトラブル多いんではないでしょうか??
この故障、診断に少しお時間が掛かります(*_*)そして部品のお値段が地味に高額です。
アドブルーは満タン。でもこの警告灯。
しかも航続距離もだんだん減ってきて0kmになるとエンジン掛からなくなります。
テスターを見ながら数値の確認や、ロードテストでどんどん航続距離が減っていきますが、診断中はもう見ないようにしています。(笑)
なぜAdBlue補充の警告がでるかと言うとSCRシステムの前後の排気ガスの浄化に異常が検知された際になります。
なのでAdBlueの品質もそうですが、AdBlueの噴射の質や各センサー、SCRキャタライザーやコンピューターの故障など原因は様々ですのでピンポイントで追及するのはかなり時間を要します。
今回はこれまでの交換部品も視野に入れながらSCRキャタライザー後のNOxセンサーの故障でした。
SCRシステムの厄介なところはダメな部品を替えたからって警告灯が消えないところです。
正常に機能しているのをコンピューターが判断した後、警告灯が消えます。
なかなか消えてくれない時もありますが、今回は割とスムーズに消えてくれました(^^)
また同時にタイヤ交換もご用命くださいました!
リムのお掃除が大事です。
バランスは0にて。
ミシュラン LATITUDE TOUR HP ランフラットにて。
先日のアルピナD5のyoutube動画で
6気筒なのにSCRシステムが無くて良い。
とご紹介しましたが今回のようなトラブルが起きるケースがあるからです。
複雑な機構なのでトラブルと修理代も掛かってしまいますので。
因みに補給するAdBlueはなんでもいいって言うわけではなく、純正ではないとダメってわけでは無いですが下の写真の様にAdBlueの文字の右上にRマークがついている物でないと品質が極端に悪くなりますので
思わぬトラブルになります。
経済的なディーゼル車だからこそ、より不要なトラブルは避けたいものです。
この度もご依頼ありがとうございました!
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