F10 523dのインテーク/EGRシステムの煤のお掃除を致しました。
いつも代車で使用しているお車で
今までエンジン関連のメンテナンスはオイル交換とインジェクターの洗浄やフィルター関連など消耗品の交換くらいですが、よくお客様には
「なんでこの523dこんなに早いの?」と度々言われておりました。
僕としては全然本領発揮できているわけではないのですがせっかくですので新車時の走りに近づけていきたいと思いますのでまずはインテークポートとEGRの内部清掃から(^^)
エンジンはN47エンジン。各部のチェックから始めます。
テスター数値上では、、結構悪いです(*_*)警告灯点灯2歩前くらいです。
目視で見る場合は詰まり具合はEGRとインテークマニホールド間のパイプを外すと分かります。
インテークマニホールド内部。
EGRクーラーは若干詰まり気味です。こちらが警告灯点灯目前です。
テキストテキストテキストテキスト
スワールフラップは比較的綺麗です。
低回転時のレスポンスに特に影響の出やすいインテークポート内も覗いていきます。
やっぱりぼちぼち汚れが貯まってきています。これは大幅に改善しそうです。
少しほじくっただけでこんな感じで汚れが取れます。
外したパーツ関連も超音波洗浄していきます。
こちらは時間を掛けてじっくり煮込んでいきます。
クルミブラスターにクルミを入れて準備します。
奥の隅の方まで綺麗になりました。
こちらも。狭いので最終手で仕上げていきます。
どんなに便利な道具が出ても手作業は欠かせないです。
超音波洗浄も完了しました。
インテークマニホールド~EGR間
インテークマニホールド内も綺麗に。
EGRクーラーも新品同様です。
全て組付けこれから最終チェック。
ディーゼルのお車は煤の問題がよく話題になりますが、こちらのお車も初めての清掃で現在13万キロです。
一度清掃して他のコンディションも抑えておくともうしばらくは調子よく走ってくれます。
何が言いたいかと申し上げますとあまり頻繁にしなくても良いということです。
2.30万キロ乗るにあたり1度や2度やっておくとよりパフォーマンスを発揮してくれます。
勿論乗り方や、メンテンンスにもよりますのでこの辺りはスタッフブログなどもご参考にしてくださいませ(^^)
発進時のレスポンスが悪くなってきているケースはガソリン/ディーゼル問わず吸気関連の汚れで改善するケースが多いです。
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