E89 Z4 20iのエンジンチェックランプ点灯修理を致しました。いつもありがとうございます。
加速時にエンジン不調と共にチェックランプ点灯。
各部点検、振替テストにて1番シリンダーのイグニッションコイルの不良でした。
またその他、セルモーターの異音が出ておりました。
補器ベルトの傷みもあり、ご相談の結果
スパークプラグ、イグニッションコイル、セルモーター、予防でフィルターハウジングのガスケット交換、ベルト交換をご用命頂きました。
エンジンはN20エンジンです。
ベルトの劣化。端っこからケバケバになって行っております。
プラグの摩耗はイグニッションコイルの早期故障の原因になります。
HIGHTSPARKIGNITION COILと純正プラグのセットでご用命頂きました。
低速トルクupをしながら高電圧イグニッションコイルでありがちなレスポンスの悪化と言うデメリットを大幅に低減しております。
こちらの高電圧イグニッションコイルのデメリットと言えば
走りが良くなる分、プラグの摩耗が少し早いのと弱いバッテリーですと走りに影響が出るケースがあります(*_*)
なので純正と上手く使い分けると良いと思います。
僕が感じているメリットは
・低速トルクup
・燃費向上
・純正コイルに比べて若干安い
・バッテリーやプラグを定期的に交換すると寿命は長め
でしょうか。
常時在庫もございますのでお急ぎのケースも是非ご活用下さいませ。
続いて他の作業も進めて行きます。
外したベルトは端が傷んできまして後々ほつれてきます。
新しいベルトは純正品にて。OEM品は若干長さが違うケースがあります。装着は可能ですがプーリーへの負担もありますので。
セルモーターはOEM品にて。今回はプルインコイルの不良でした。
ドライブプレート側も念のためチェック。異常なしでした。
インテークマニホールド脱着のついでに漏れやすいフィルターハウジングも予防でガスケット交換。工賃もカット出来て安心です。
インテークポートもこの際清掃。
スロットルアクチュエーターも清掃します。
Z4はE85の時代からエンジンルームが広い分熱が籠りにくいため
水漏れ、オイル漏れに対して少し強い傾向があります。
こちらのお車は11万キロですが他も全然大丈夫そうです。
足回りもリフレッシュ済みなのでまだまだ長く乗れそうですね(^^)
この度もご依頼ありがとうございました!
☆ミズノテクニカルサービスではBMWに関する情報を随時更新しております☆
→ミズノテクニカルサービス公式YouTubeチャンネルはこちら
一人でも多くの方にBMWの良さを味わっていただきたい、そして気軽に長くBMWに乗っていただきたい。
そんな想いからBMWの仕組みや魅力を口下手ながらに解説しています。
何かトラブルが出たとき、「どこが壊れたのか、このまま走っても大丈夫なのか、どれくらい費用がかかるのか」など不安になることも多いのではないでしょうか。
仕組みやよくある修理事例を把握することによりトラブルを未然に防ぎ、BMWの走りの良さをより感じることが出来ます。
スタッフBlogでは日々の出来事や気になったこと、BMWの仕組みにまつわることを随時更新しております。
部品/アクセサリーの販売
お問合せが多い部品をオンラインストアにて販売中です。全て在庫有りの為当日発送も可能です。
是非ご利用くださいませ。