京都府のお客様よりヘッドライトの修理をご依頼頂きました。ありがとうございます。
F10のヘッドライトの曇りの修理は実は結構ご入庫が多く、ヘッドライトの再シールで直るケースと最悪は中のコンピューターが水没してしまっているケースがあります。
水没をしばらくそのままにしてしまうとコンピューターが壊れてしまう可能性がありますので早めに対応したいところです。
今回はそのコンピューターも水没してしまっておりました。
久しぶりにここまでの水没を見ました
運転席側も少し曇っております
コンピューターは交換となりました
所々にショートした痕跡があります
このコンピューター、ドライバーモジュールと言うのですが
スモールライト、ウィンカー、コーナリングライトを制御しておりますので壊れてしまうとその辺りが作動しなくなります。しかも高額(*_*)
あとよく「なぜ助手席側が曇りやすいのですか?」と聞かれるのですが
これは決して左ヘッドライトを担当している方がポテチを食べた手で作業しているからではなく
熱の影響を受けやすいのもありそうです。
低温ラジエター、サブタンクなど
シール不良による漏れが根本原因ですが「曇り」に関しては曇りやすさが関係しそうです。
中でもN20エンジンやN55エンジン搭載車のお車はシールに問題が無くても曇りやすいですね。
youtubeのコメントなどにも乾燥材を入れてると問題ないとコメントしてくださっている方もおられるのですが
乾燥材で曇りが追い付くレベルでしたらドライバーモジュールの水没も起こらないレベルの雨漏れ量ですのであくまで自己責任ですが乾燥材で様子を見るのも手かなと思っています(*’ω’*)
この度はご依頼ありがとうございました(^^)
☆ミズノテクニカルサービスではBMWに関する情報を随時更新しております☆
→ミズノテクニカルサービス公式YouTubeチャンネルはこちら
一人でも多くの方にBMWの良さを味わっていただきたい、そして気軽に長くBMWに乗っていただきたい。
そんな想いからBMWの仕組みや魅力を口下手ながらに解説しています。
何かトラブルが出たとき、「どこが壊れたのか、このまま走っても大丈夫なのか、どれくらい費用がかかるのか」など不安になることも多いのではないでしょうか。
仕組みやよくある修理事例を把握することによりトラブルを未然に防ぎ、BMWの走りの良さをより感じることが出来ます。
スタッフBlogでは日々の出来事や気になったこと、BMWの仕組みにまつわることを随時更新しております。
部品/アクセサリーの販売
お問合せが多い部品をオンラインストアにて販売中です。全て在庫有りの為当日発送も可能です。
是非ご利用くださいませ。