広島県からお越しのF10 523dのエンジンチェックランプ点灯修理を致しました。
以前他店でセンサー類の交換、EGRバルブの交換などされたようですが改善されないとのことでご来店いただきました。
症状、各数値を見てみますとエンジンが吸っている空気量が車の計算値より多い実測値が出ていました。
併せてEGRバルブのエキゾーストマニホールド側から排気漏れもしておりましたがこちらはあまり関係ないレベルであり、吸気側の2次エアーの吸い込みもないためEGRの内部のトラブルと判断し作業開始です。
※チェックランプがどういったタイミングで点灯するかも重要な判断材料ですので、お客様へヒアリングとテスターにてチェックランプ点灯時のエンジンの作動状況も確認致します。
煤がかなり貯まっていますがまだまだマシな方です。
かなり綺麗になりました。
組付け後各部点検、エンジンの作動音もかなり静かになりました。各数値を確認して正常値になっていることを確認致しました。
このトラブル、エンジンは同じなのにF25 X3やF30 320d等ではあまり発生していないように感じます。と言うよりF10系は詰まるサイクルが早いです。
こうなる原因は、エンジンオイルの問題、使用環境、燃料噴射の問題また結果的にはDPF側の問題もありますので1つ1つ問題をクリアしていく必要があると思っています。
当店でも色々対策を考えておりますが噴射ノズル、エンジンオイル管理の2点でどれほど効果があるかテスト中であります。
またこちらに関しては追って案内できればと思っております(^^)
BMWのディーゼルでお困りの方是非お問合せ下さいませ☆