R60 ミニクロスオーバー SD バイブレーションダンパー交換

R60 ミニクロスオーバーSDにお乗りのお客様より、走行中に焦げ臭い臭いがして警告灯が沢山点灯しました。との事で修理をご依頼頂きました。

昨日のブログでは予防交換をご紹介させて頂きましたが、今回は1歩遅かった、、という感じです。翌週にオイル交換でご入庫予定でしたので、そこまで持っていてくれれば、、

走行距離は10800㌔。

N47ディーゼル。

完全に分離しています。

新旧部品。ベルトとテンショナーも同時交換。

ベルト切れが特にそうですが、この辺りが破損してもエンジンは回り続けるので、これがクランクシャフトのフロントシールに食い込んで巻き付いていくとシールを破損させてエンジンオイルがダバダバに漏れて来ます。

装着。ボルトは塑性域締め付けなのでSSTが必要です。

今回もエンジンマウントを同時交換。同時交換で部品代のみで交換可能です。静粛性にも大きく影響しますので是非お勧めです。

 

トルクロッド。ディーゼルはトルクが強力です。

装着。

先日のブログでもバイブレーションダンパーはエンジンの不均一な回転振動を吸収し、なるべくベルトに伝えず、またその先の補器類(オルタネーターやコンプレッサーなど)の負担を減らし、またエンジン内部のカムシャフトやクランクシャフトのジャーナルへの負荷も軽減する大事な部品的なことを記載させて頂きました。

ではベルト側に伝えにくくしているのは分かったけど、反対側はどうなんだよう!

と言う疑問が発生しますよね!?

この部分はマニュアル車で言うフライホイールがその役割を担っています。

フライホイールと書くとただの円盤のイメージですが、BMWのフライホイールはただの円盤では無くダブルマスフライホイールと言う円盤がついています。

名前の通り円盤が二つ付いているイメージでOKです。

1つの役割は従来のフライホイールの役割である慣性モーメントを高める役割です。

これは純正のフライホイールと社外品の軽量フライホイールを比べると良く分かります。街中を走る車は純正の重たいフライホイールの方がトルクがあって乗りやすかったりします。

2つ目の円盤の役割は回転振動を抑制し、駆動系(ミッションやプロペラシャフトなど)に伝わる振動を軽減する役割があります。

スポーツ走行だけを考える軽いに越したことはないですが、街乗りを考えると純正はよくできています。実際に純正に戻されたお客様もいらっしゃいます。

因みにAT車の場合はトルクコンバーターと言う部品がついているので不要です。これが全てを担ってくれています。

車は回転物の塊でもあるので、この回転振動を和らげることで静粛性はもちろんのこと、各部品の負荷の低減にも繋がります(^^♪

この度はご依頼をありがとうございました!


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