E46 330iにお乗りのお客様より、雨漏れ修理と併せて各部のリフレッシュをご依頼いただきました。
極上コンディションのE46 330i。
雨漏れでのご入庫ですが、併せて各部のメンテナンスもご依頼いただきました。
走行距離右は49000キロ台と年式を考えるとかなり少ない走行距離です。
しかも6速マニュアル。とても希少な1台です。
名機M54エンジン。
まずは雨漏れの修理から。
運転席リアドア以外の全てのドアより雨漏れが発生していました。
インシュレーターが剥がれてしまっています。
こちらも。
こちらも。
3か所共に状態とこれからの耐久面を踏まえて交換。
取付け。
こちらもお取付け。ヒーターガンを使って入念に取付が鉄則です。
各部のメンテナンスは、点検後のご相談の結果
・下回りのドライアイス洗浄+防錆塗装
・ブレーキ周りのメンテナンス
・ワイパーカウルカバー及びエアコンフィルターの交換
・インテークブラインドキャップ、バキュームホースの交換
・バッテリーの交換
・エンジングランドの交換
・ウィンカー、ブレーキバルブの交換
・ボンネットエンブレムの交換
・ミッション、デフオイルの交換
をご依頼いただきました。
まずは各部のチェック。ブレーキ周りの錆が酷いです。
ブレーキキャリパーはオーバーホール致します。
足回りもぽつぽつと錆があります。
フロント足回り。
リアサスペンションメンバーの錆。
デフ周りの錆。
スチーム洗浄後は、ドライアイスブラスターにて。この時既に夜の10時半。
熱帯夜にもってこい!?と思いきや冷たいくなるのは対象物で、やっている僕は汗だくです(*_*;
ピカピカ(*’ω’*)
綺麗になりました!
リアの足回り。
この自然な艶感を大事にしたいと思っています。
錆びている箇所は転換材使用の上、防錆。
デフ周り。
カバー関係は洗浄後にコーティング剤を塗布。
続いてブレーキキャリパーのオーバーホールを実施。
錆が発生しています。
ブレーキローターを見ると2/3ほどしかパッドが当たっていません。
リアキャリパーのオーバーホール。まさかの純正キャリパーシール。中のシールが間違って梱包されています(国内にある在庫全て)ので部品を探すのに苦労しました。
フロントも。
キャリパーはこんな感じで綺麗にブラストしました。
各シールの組み込み。
なんか自然な感じで良いです。
ブレーキローター、パッドは4輪とも交換。
パッドは朽ちてしまっていました。
組付け。リア
フロントも組付け。
ワイパーカウルの交換。ゴムの部分の劣化、色の変色。
こういうパーツが綺麗だと、より綺麗に見えますね(^^♪
清掃後に組付け。
エアコンフィルターもこのタイミングで交換。
インテークのブラインドキャップの交換。エア吸いの原因です。
バキュームホースの交換。
こちらはマフラーのフラップ部のホースです。
バッテリーの交換。カルシウムバッテリーからAGMバッテリーへ。耐久性が違います。
取付け。
バッテリー関連のエンジングランドも。
実はかなり重要な部分です。これ一本で全体的なパフォーマンスの低下に繋がります。
電球の交換。
焼けている場合、切れる前に交換しておくと安心ですね(^^♪
日焼けしたボンネットエンブレムの交換。
BMWに敬意を。
デフオイルとミッションオイルは写真撮れていません。。
ブレーキはかなり効きが低下していましたので、リフレッシュしたことで本来の姿に戻りました。
マニュアル車なのできっちり回して、止まるときはきっちり踏んで頂いて、BMWライフを楽しんでくださいませ(^^♪
最後にテクニカル洗車を実施してお納車となりました☆
この度もご依頼をありがとうございました!
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