E90 ALPINA D3 ATF全量交換/マニュアルモードにならない修理

岡山県よりE90 ALPINA D3にお乗りのお客様よりATF全量交換とマニュアルモードにならない修理をご依頼頂きました。ありがとうございます。

元々完成度が高いボディ、足回りのE90にアルピナチューン。ほんと一度乗ると病みつきになるようなお車です。

そんな特別なお車ですが、早速作業に入りたいと思います(^^)

まずは作業前のコンディションを確認するため、試運転。

メンテナンスもしっかりとされているようで距離の割にコンディションは良好です。エンジンレスポンスはさすがアルピナです。この辺りは洗浄系メニューをするとどうなるのだろうと考えただけでニアニアしてしまいそうです。

アイドリングから調子の良さが伝わって来ます。

走行距離は約167000キロ。

試運転が終われば冷ましてからLIQUIMOLY geartronicⅡをセットしていきます。

各モデル、トランスミッション別にセットできるのがGeartronicni cⅡの魅力の一つでしょうか。

各種設定が終わればスタートしていきます。

今回はATオイルパン/フィルターの交換を実施する為、抜けるだけのオイルを抜いていきます。

その後オイルパンを外していきます。

オイルパン内部に残っていたオイルはgeartronicⅡに入れます。入っていたオイル量を正確に測ってくれるのもこの機械の特徴です。

スリーブも交換します。

約10万キロ前に交換されたみたいです。特に異常な鉄粉などはありません。

新しいオイルパンのマグネット。

締め付けは各部トルク管理にて。

オイルパンを付けて新油を入れてフラッシングをしていきます。

左が廃油、右が新油です。

段々綺麗になってきました。

左右さがなくなれば完了です。

指定温度にて油量調整。

最後にレポートを印刷。実際に使用オイル量をご請求させて頂きます。汚れ具合にもよりますがほとんどは14リッターから20リッターほどで済みます。

ATを冷ましている間にマニュアルモードにならない修理も致しました。

ご覧のように配線断線ですので断線修理と今後切れないように修正致します。

マニュアルモードにならないのはこちらが原因の可能性が高いです。

修正しました。

全ての作業が完了しました。

各部チェックと学習消去が終われば再学習と試運転です。

施工前も大きなトラブルはありませんでしたが、エンジンの駆動力のアップと変速のスムーズさが増しました(^^)

アルピナのプログラムと相まって非常に良い走りです☆

帰りの高速道路が楽しみですね☆

後日、と言うより1年半後の25000キロ走行されてインプレッションを頂きました。

「ATF交換後はもちろん走りの面で良くなったが、これまでは1万キロも使うとオイルの劣化を感じることがありましたが、その点LIQUIMOLYのオイルは25000キロ使ってもその感じがしない」

と大変好評を得ました(*’ω’*)

そうなんです!LIQUIMOLYの良さはベースオイルと添加物の品質の良さなんです!

これを全て自前で自家精製しておりますので、コストの割に良いオイルばかりなんです☆

一度使うと病みつきになりますよ(^^♪

 

この度はご依頼ありがとうございました!

PS 誰も座った形跡の無いリアシート。美ですね(*’ω’*)


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